モノクロームに灯る光

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カフェでアンリ・カルティエ=ブレッソンの写真集「ポートレイト 内なる静寂」を観ていた。モノクロームの写真集だ。

さて、そろそろ帰ろうかな、と本を閉じ、ふと窓の外に目をやると、モノクロームの世界。ここら辺では、冬はいつもこんな感じ。

だけど、窓に映った店内のランプが、モノクロの世界に温かさを灯していた。

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うめ、凛々しく

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前回の桜に引き続き、こちらは梅。桜と比べると、枝振りの為か凛々しく感じます。青と白の組み合わせもあるのかもしれませんね。

(これは、関東で撮ったものです)

夜、天を仰げば

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雪の夜、灯火の下を通ると、ふと立ち止まって雪を眺めてしまう。

音もなく闇から舞い降りる、無数の光。

とてもきれいで、しばらく、眺めていた。
まつげに雪が乗って、だんだん光が滲んでくる。

カメラを向け、設定していたら、レンズにも雪が乗った。

写真に写った光も、やっぱり滲んでいた。

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閉じられた門扉

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一見、人が住んでいるのかすらよくわからないほど古い一軒家の門扉。
以前、老婆を見たような気がするが……。

今日見たら、門扉が紐で閉じられていた。

きれいな紐。何に使われていた紐なのだろう。

そしてなぜ、この門扉は紐で閉じられたのだろう。

とても「人間」を感じて、写真を撮らずにはいられなかった。 続きを読む

マニュアルモードで撮影してみる事にした

思い通りの写真を撮る為の鍛錬として、しばらくの間、カメラをM(マニュアルモード)にして撮影してみようと思う。

  • 被写体の状態(光や表情など)
  • 構図(写真のどこに何を置くか)
  • ピント(どこにピントを合わせるか)
  • 露出(どのくらいの明るさに撮るか)
  • 被写界深度(どれくらい背景をぼかすか、絞りとシャッタースピードでコントロール)
  • 被写体ぶれ具合(シャッタースピード)
  • ホワイトバランス(暖色に撮るか寒色に撮るか)

思い通りの写真を撮る為には最低限これらを把握する必要があるが、どうやら僕はとても魅力的なシャッターチャンスを目の前にした時、その瞬間を撮ろうと夢中になるあまりカメラの状態を確認せずにシャッターを押してしまう事が多いようだ。

ポートレートやスナップを撮るときは、極端に遅いシャッタースピードになってブレてしまったり、不必要に高感度で撮影してノイズまみれの写真にしてしまったり、不必要に絞りを開けてしまってボケボケの写真になってしまったり。

風景を撮るときも、きれいな箇所に目を奪われて構図をなおざりにして撮影してしまったり。絞り込みが足りず、手前の樹にしかピントが合っていなかったり。夕日に夢中になって暗い写真をたくさん撮ってしまったり。

画面を見ながら撮影するスタイルのカメラと違い、光学ファインダーを用いた一眼レフカメラは、ファインダーをのぞいても(構図はともかく)どれくらいの明るさで撮れるか等の写真の「仕上がり」を見る事はできない。そのため、撮影し、確認し、「あれ、暗すぎる」「あれ、ぶれちゃってる」「あれ、片目にしかピントが合っていない」などと失敗に気付く事になる。

つまり、「一眼レフカメラで思い通りの写真を撮れる」という事は、本質的には「想像通りの写真を撮る為の適切な設定をした上で、ベストなタイミングでシャッターを切れる」という事であり、当然「撮影時にその設定をあらかじめ把握している」のである。

僕は撮影時に設定を確認することを忘れてしまう。つまり、車のドライバーであれば、前進しようとする時にはDレンジまたは1速にシフトレバーが入っている事を確認するところを、R(バック)に入っているままアクセルを踏んでしまうようなものである。そりゃ思い通りに動かないわけだ。

だから、撮る前にきちんとファインダー内の「絞り」と「シャッタースピード」(とISO感度)を確認する為に、マニュアルモードで撮影しようと思いついた。

もっとも、確認するだけであれば、いつも使っているAv(絞り優先)モードで撮影前にきちんと確認すればいいだけだが、「いざとなったらカメラがなんとかしてくれる」という甘えを断ち切る為に、ちょっと厳しく鍛錬しようと思ったのである。

以前、ズームレンズをやめて50mm単焦点レンズでしばらく撮っていたら、ファインダーをのぞかなくても目測で写る範囲がわかるようになった。マニュアルモードで使えば、絞りとシャッタースピードを確認するくせがつくばかりでなく、目測で「絞りはf5.6、シャッタースピードは1/125秒、ISO400くらいかな」とわかるようになるかもしれない。

でも……JPEGじゃなくて、RAWで撮る事は許してね(笑)